開業資金と融資対策

銀行・ノンバンクで資金調達

銀行融資は前述した通り、これから飲食店や店舗を開業する方にとってハードルは高いです。既に開業していたとしても最低3期の黒字決算書をださなければ、融資が下りることはありません。また、黒字経営をしていたとしても、いきなり銀行へ行って融資をお願いしても、良い対応はしてもらえないでしょう。

知り合いに経営者の方がいるなら銀行の担当者を紹介してもらい、融資手続きを始めてみましょう。提出資料については基本的に日本政策金融公庫と同じです。審査のポイントとしてはやはり経験と実績が重視されます。実績とは黒字経営のことです。利益率がどうかということより「売上高」と「黒字か赤字」ということを銀行は知りたい項目です。

飲食店の場合、利益率10%を目指すことを言われますが、10%以下でも融資は下ります。銀行側にとって融資のメリットは金利です。

日本政策金融公庫の場合、返済期間や金利が固定でしたが、銀行の場合は基本的に任意で、長く付き合い信用力が高くなれば金利は低くなります。(最初から低いことはありません。)長期的に大きな融資を受けるのであれば銀行融資は必須ですが、現段階ではまず、政策金融公庫から融資してもらい1店舗目を成功させましょう。

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